電気代を滞納した場合、どういった流れで電気が止められる事になるのでしょうか?

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電気料金の支払い

家庭のライフラインといえば電気・ガス・水道ですが、このなかでも最も大切で止められると困るのが電気です。なぜなら、電気がないと室内の温度調整ができないので、夏や冬は大変な事になってしまうからです。場合によっては命に関ることもあり、止められると困る生活の必需品なのです。

 

とはいえ、どうしようもない状態から電気代を支払いができなかった…なんてことも起こりうるもの。支払いが滞ってしまった場合、その支払いはどれくらい待ってくれるのでしょうか?電気料金の支払期限と送電が停止されるタイミングなど…どうなっているのでしょうか?

 

まず、電気料金の滞納や止められてしまった事の説明よりも、電気料金の支払期限の仕組みについて理解しておく必要があります。会社によって多少の違いはありますが、誰もが知っている東京電力を例に見ていきたいと思います。

 

電気料金の支払い義務は、検針日から発生します。この検針日とは、電力スタッフが使用した電気量を計測する日の事。東京電力での支払い期限は、検針日の翌日から30日目までであり、この期間を早収期限日と呼んでいます。この早収期限日までに支払いを済ませてしまえばOKです。


早収期限日を過ぎてしまったら…

もしも早収期限日を過ぎても支払いがされなかったら…そこで即、滞納で電気が止まるといったことはありません。電気料金の支払期限は2回あるのです。検針日の翌日から数えて早収期限日を過ぎた31日目〜50日目までが遅収となります。遅収扱いになると、電気料金に1日0.03%の延滞金が上乗せされます。年利としては、10%です。とはいえ、東京電力の場合は40日目までは延滞金がかからないシステムになっています。

 

例えば、4月分に使用した電気料金の検針日が5月1日だったとします。支払期限は5月31日までで、6月1日から遅収扱いにされて1日0.03%の延滞金が上乗せされます。でも、6月11日までに支払えば延滞金はかからないものとなります。そして、遅収の期限が6月20日間です。


各電力会社が設定する支払い期限

東京電力以外では以下のように早収期限日・最終期限日・延滞金が設定されています。

 

・北海道電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・東北電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目
*21日〜30日までは延滞金はなし

 

・北陸電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・中部電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・関西電力
早収期限日…検針日の翌日〜30日目
最終期限日…31〜50日目
*31日〜40日までは延滞金はなし

 

・中国電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・四国電力
早収期限日…検針日の翌日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・九州電力
早収期限日…検針日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

・沖縄電力
早収期限日…検針日〜20日目
最終期限日…21〜50日目

 

延滞金については、どの電力会社も1日につき0.03%となっています。また、本島以外の離島の場合では、期限日が10日ほどずれることとなります。電力会社間で見比べてみると、早収期限日と最終期限日がわずかに異なってきているのですね。

 

ちなみに、期限日などの設定については、各電力会社のホームページにも記載されていますので、そちらもチェックしておくといいでしょう。ただし、実際には交通や地理的要因から、必ずしも数字通りになるとは限りません。電力会社から毎月もらう、検針票や振込用紙に記載されている早収期限日と最終期限日はいつなのか…要チェックなのです。


送電停止のタイミング

早収期限日を過ぎて、最終期限日も過ぎてしまった…なんてことになると、最終的には電気が止められることとなります。電気を止める際には、いきなり予告もなく実行するのではなく、送電停止前に「もうすぐ電気を止めますからね!」といった内容の通知を送ります。送電停止に通知が届くタイミングは、電力会社によって異なります。

 

・東京電力
送電停止日…約60日後
通知方法…送電停止の5日前に「送電停止予告書」が届く

 

・北海道電力
送電停止日…50日以降
通知方法…送電停止の5日前に「督促状」が届く

 

・東北電力
送電停止日…50日以降
通知方法…最終期限日後に「電力供給停止の予告について」が届く
*通知後、早ければ5日後には送電停止

 

・北陸電力
送電停止日…50日以降、2週間以内には実行される
通知方法…送電停止の5日前に通知が届く

 

・中部電力
送電停止日…約60日後(最終期限日から10営業日経過後)
送電停止日…最終期限日以降に通知が届く

 

・関西電力
送電停止日…51日以降
送電停止日…最終期限日を過ぎると「送電の停止に関するお知らせ」が届く

 

・中国電力
送電停止日…約70日後
送電停止日…最終期限日を過ぎると「送電お断りのお知らせ通知」が届く
*振込用紙の期限が失効すると送電停止

 

・四国電力
送電停止日…約60日後
送電停止日…最終期限日を過ぎると送電停止の通知が届く
*通知後、約5日後に送電停止

 

・九州電力
送電停止日…約70日後
送電停止日…送電停止5日前に「停止予告通知」が届く

 

・沖縄電力
送電停止日…60〜65日以降
送電停止日…最終期限日を過ぎると「送電お断りのお知らせ」が届く
*通知後、1週間前後で送電停止


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